前に紹介した「充電ラック」の前世の姿がこの「本&書類ラック」です。2003年に作った作品で今から11年前になるんです。
「市販品で無いものは自分で作ればいいんだ!」との思いから日曜大工で作ったのですが、このラックは反省すべき点がいくつかありました。
当時の製作過程を紹介しつつ失敗だった部分を書きたいと思います。
5年前に作った縦長の「充電ラック」は今でも現役で活躍中!デッドスペースは有効にね | 気儘電脳
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図面作成と材料の買い出し
いつもと同じくCADで設計します。中に収納するモノの大きさを測って棚の間隔を決めました。
出来た図面を元に各パーツ毎に分けて、必要な木材の寸法を割り出します。
材料の買い出しで、今回はコーナンに材料や工具類を調達しにきました。
写真撮ったのは当時のガラケーでカメラの性能が良くなかったこともありぼやけています。(^^ゞ
木材は色々な種類と大きさがありますが、今回は軽くて柔らかいのを選択したことで安価で済みました。
購入した材料と工具を車に積んで職場へ。家では木材を切断する音などがうるさいので加工は職場で行うことにしました。
購入した工具
購入した工具類です。
これは電動のこぎりで3,980円と思ったより安かったです。
これは電動ドリルで2,780円でした。
そしてこれがジグソーで2,480円。どれも思ったより安くで購入できたので助かった。(^^ゞ
工具類は職場に揃っているので買う必要はなかったのですが、家でも日曜大工が出来るように購入することにしたのです。
製作開始
まず買ってきた木材を寸法どおりに電動のこぎりでカットしていきます。
カットが終わると電動ドリルで木ネジを使用する箇所を穴をあけながら組み立てていきます。
ラックを置く場所にコンセントがあるので背面に穴をあける必要があります。あける場所の四隅にドリルで穴をあけます。
その穴にジグソーの刃を入れて切断していきます。
無事ジグソーで角穴をあけることが出来ました。
組み立て完了
これが組み立てを終えた棚です。
正面から見た棚です。それぞれ収納する物の寸法に合わせて段の寸法を決めてます。
一番上の側面にあいている部分に市販されている書類ケースが入ります。
背面ですがこれだけ木の材質が違います。合板なのでちょっともろかった。(^^;
棚の高さは970mmあるのですが、市販されている木材は910mmしかないので60mmだけ継ぎ足しました。
固定は裏側から薄い板をネジで固定しています。ドリルで穴開けたときに思わず貫通してしまった(爆)
塗装作業
最後に色を塗る作業です。
今まではそのまま使用するのですが、部屋のインテリア性を考えて塗ることにしました。(^^ゞ
色は白にすることにしました。統一させるためと白は部屋を広く見せる効果がありますからね。
ただ白一色だとあまり個性が無い棚になってしまうので、別の色もアクセントとして塗ることにしました。
一部分だけなので、その色が余計なとこまではみ出さないようにマスキングテープを貼ります。
アクセントとして塗るのは青です。もちろん部屋の色に合わせて青を選択しました。
青を塗ったのは縁の部分だけです。これなら少しはそれらしく見れるだろうと思って(笑)
どお?少しはカッコイイ棚になったでしょ?(^^)v
部屋に設置してみた
この部分に棚を置きます。今までここに雑誌やDVDなどが積まれていて散らかっていた。(^◇^;
こんな感じになります。ちゃんと予想したとおりになってるので嬉しい。(^^)
横にはクローゼットがあるので、ちゃんと扉が開くように計算してあります。
モノを収納してみた
早速、物を入れてみました。結構収納力がありますな。やっぱり作って良かった。
書類ケースを入れてみました。思いっきりピッタリ入ってしまいました(笑)
※ これが奥行きの基準になったので、奥が深いラックになってしまったのが今から思えば失敗だと思う。
ちゃんと引き出せるから便利。
今まで納戸に置いてたので、書類を入れるとき横にあるので整理整頓がやりやすくなる。
一番下の段はDVDやCDを収納する部分で、前後に収納できるスペースがあるので結構な枚数が入ります。
※ 高さをギリギリにしたことで、引き出すときに上部に指を入れるスペースがない。1〜3cmほどの隙間を設けるべきだった。
ここにはコンセントがあるので電源関係の置き場です。まだ考えてないけど整理整頓できるように細工が必要だな。
ここは高さが低い本を入れる段で、携帯の取扱説明書などが置ける。もち奥にもスペースがあるので前後に置ける。
ここは大きな本や取扱説明書を入れることが出来ます。今まで置くスペースが無かったので助かる。
一番上の段は書類ケースを置いた空きスペースです。ここは別に何を置くか決めてなかったので適当に使用する。
本日のまとめ
これで書類&本棚の製作は終了です。製作時間は7時間で製作費用は材料費で6,330円でした。
これは失敗の部類に入るかもしれない。奥行きがあることで部屋に置くと威圧感がある印象なのです。高さがなければまた違った印象になるので、この奥行きで低いラックか、この高さで奥行きが10cmほど短いのならいいかも。
頭の中で考えてるだけでは駄目で、実際に形にして使ってみることで不具合が分かるんですよ。失敗から学ぶことは多い。