法観寺(八坂の塔)→高台寺に続いて「知恩院」に行ってきました。
この知恩院の三門は日本最大級の木造二重門で目の前で見るとあまりの大きさに圧倒されてしまいます!
そしてこの時期は三門の楼上内部が特別公開されており、安置されている宝冠釈迦如来像や十六羅漢像(ともに重文)を見ることが出来ます。
知恩院(ちおんいん)は、京都府京都市東山区にある浄土宗総本山の寺院。山号は華頂山(かちょうざん)。正式な寺号は華頂山知恩教院大谷寺(かちょうざん ちおんきょういん おおたにでら)。本尊は法然上人像(本堂)および阿弥陀如来(阿弥陀堂)、開基(創立者)は法然である。
浄土宗の宗祖・法然が後半生を過ごし、没したゆかりの地に建てられた寺院で、現在のような大規模な伽藍が建立されたのは、江戸時代以降である。徳川将軍家から庶民まで広く信仰を集め、今も京都の人々からは親しみを込めて「ちよいんさん」「ちおいんさん」と呼ばれている。 (Wikipedia)
浄土宗 総本山知恩院
元和7(1621)年に徳川二代将軍秀忠公の命で建立された知恩院の三門は、日本最大級の木造二重門(国宝)になります。
いやぁ〜デカイっす!
平成26年1月10日(金)〜3月18日(火)まで「第48回 今日の冬の旅 非公開文化財特別公開」が行われ、国宝 知恩院三門の楼上が公開されていました。
三門楼上内部には宝冠釈迦如来像や十六羅漢像(ともに重文)が安置され、色鮮やかな天女や飛龍が飛び舞う堂内は極楽浄土の世界が表わされています。暗闇に浮かび上がる姿がとても幻想的でした。
それでは三門をくぐって中へ入って行きましょう。
三門裏手の左側に三門拝観の受付があり、ここから三門を上がることが出来ます。そして出る時は右側にも同じのがあり、そこが出口になっています。
拝観料は大人800円 小学生400円となっています。
三門からの景色は絶景でしたよ!
ただ残念なのが写真撮影が一切禁止されており、周りの風景の撮影も禁止されていますのでご注意下さい。
三門をくぐった先にある階段を登った場所から、三門の裏になります。
なお、三門の正面右側にはゆるやかな坂と階段もありますので、階段を登るのがキツイ場合はそちらをご利用下さい。
階段を登ると「多宝塔」が見えてきます。
その横には「阿弥陀堂」があり、先(右側)には「方丈」などがあるのですが時間がなかったので今回は行ってません。(^^ゞ
この場所には国宝の「御影堂(みえいどう)」があるのですが、大修理により今は見ることが出来ません。しかし修理の模様は予約すれば見学できるようになっています。
大修理の期間は平成24年〜平成31年までとなっており、あと5年は見ることが出来ないんですね。(^^;
ちなみに御影堂は平面積で日本5番目に大きい寺院建築です。
この「経蔵」は外は静かなたたずまいなのですが、それとは対照的に内部は鮮やかな色彩で彩られており、天井や柱そして壁面は狩野派の絵画で荘厳されています。内部は非公開なので見ることが出来ないのが残念です。
この知恩院には「千姫の墓」があったようで、家に帰ってきて知恩院を調べていて知った。
また近くまで行くことがあったら寄ってみたいと思います。
京都東山花灯路2014
Photo:知恩院 chionin x S100 By Norio.NAKAYAMA
3月14(金)〜3月23日(日)まで「京都東山花灯路2014」が開催中です。
期間中は、建造物の形状に合わせてプログラミングした映像を投影する「プロジェクションマッピング」を三門で行われています。国宝建造物と最新テクノロジーのコラボレーションが凄いです!
18:00~21:00(受付終了) 21:30閉門
(プロジェクションマッピングは18:30~21:00の間、約15分ごとに投影)
大人1,000円 小・中学生500円(楼上拝観料含む)
本日のまとめ
楼上内部の宝冠釈迦如来像や十六羅漢像を見ることが出来てマジで良かった。暗闇の中で浮かび上がる姿と天井などに描かれている絵が素晴らしい。
また公開されることがあると思うので、そのときは是非見て下さいね。
『浄土宗 総本山知恩院』
〒605-8686 京都府京都市東山区林下町400
TEL.075-531-2111
拝観時間:9:00~16:30(受付終了16:00)
京阪祇園四条駅から徒歩15分