2000/02/27製作
今までに日曜大工で製作した作品を、紹介するがこれでラストとなります!
これが日曜大工で最初に作った原点となる「スキャナーラック」なのです。もっとも思い出深い作品だったりします。
当時は塗装することは考えず、そのまま使用していました。これをホワイト&ブルーのカラーリングで塗装していたら、また違った雰囲気になっていたと思います。
それでは製作過程をご紹介しましょう。
周辺機器をまとめたラック
パソコンの周辺機器を収納するラックを作るにあたり、事前にCADを使って図面上に機器類を配置して形にしていきました。
ある程度の寸法が決まれば、部分ごとの木材の寸法を割り出し、市販されているサイズの木材から効率よく切り出せるようにします。出来るだけ無駄が出ないようにしたいですからね。
木材を調達したら決められた寸法通りに電動ノコギリで切断していきます。
なお、作業は休みの日に職場で行いました(笑)
木材のカットが終わると、今度は組み立てるためにネジ穴をあけていきます。
あとはネジで組み立てていくだけになります。ここで寸法をミスってたら大変なことになるんですけどね(笑)
そのようなおいしいハプニングもなく、順調に組み上がっていきます。
次にスライドレールを取り付けます。これがこのラックのメインになる場所です。
ラックを裏返して、スキャナーを置く台を取り付けて固定します。ここで寸法の狂いがあったり、歪んでいたりしたら収納できなくなってしまうので大事なところです。
あとは底板を取り付け、四隅にキャスターを取り付け移動できるようにしておきます。周辺機器を入れると結構重くなりますからね。
ここで誤算だったのが、木材が重すぎたことだ。頑丈な材料なのですがその分重いんですよね。(^^;
もう少し軽い木材を使えば良かったと出来上がってから後悔しました。(^^ゞ
これで完成です。
ちゃんとスキャナーを置く部分もスライドレールによって前に引き出せるようになっています。
収納した状態だとこのようになります。スキャナーを使わない時は邪魔ですからね。
周辺機器を収納してみる
周辺機器を収納するとこんな感じになりました。
ISDNルーター・MO・フイルムスキャナー・CR-Rドライブ・イメージスキャナーとなっています。
天板部分はUSBハブにたくさん繋ぎまくってました。
カードリーダーはコンパクトフラッシュだったと思う。
このラックのメインであるイメージスキャナーもこのようにちゃんと引き出せて使えるようになっています。
ちなみにこのスキャナーは今でも現役で使っています。あとで出てくる雑誌のスキャンをさっきこのスキャナーで行いました。(^^;
背面はこんな感じでテーブルタップに各機器のコンセントをさしています。
使用した材料
910×450×15 1枚(@850)
910×600×12 1枚(@950)
910×600×15 2枚(@1,100)
910×300× 6 2枚(@530)
皿ビス M4×40 440円
取っ手 230円
材料費は6,875円(税別)となりました。
日経ゼロワンから取材される
この製作過程をホームページで公開していると、日経ゼロワンから取材させて欲しいとメールで連絡があり受けることにしました。
日経ゼロワン 2002 11月号
『意外にハマった!身の回りのデジタルで自在に「つくる」27選』
に掲載されました。
よく私のホームページを見つけたもんだとビックリしましたよ(笑)
当時はいくつかのホームページを持っていたので、色々な雑誌の取材を受けたり掲載されたことがありますが、このときが一番緊張したかもしれない。(^^ゞ
ちなみに取材を受けた時の部屋はこんな感じでした。
デスクの位置は今と変わらないのが凄いと思ったりした。(笑)
本日のまとめ
このラックはもう解体して木材だけが屋根裏部屋に眠っています。
年数が経つと使わなくなる周辺機器が多くなってきて、その周辺機器に合わせて作ったラックも使えなくなってしまうのが唯一の欠点だと思いました。なので、周辺機器に合わせたラックを作ったのは、これが最初で最後になります。
また新たなラックを作りたいなと思っているのですが、作る時間がないんですよね。(^^ゞ