夏に特別公開されている銅閣寺こと「大雲院 祇園閣」に行って登ってきた!東山を一望できて絶景だぞ

お寺・神社の風景

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待ちに待ったこの日がついに来た!

今年2月「大雲院 祇園閣」に訪れてから、この日が来るのをずっと待っていたのです。普段の大雲院は入ることが出来ません。

それが夏の特別公開のときだけ中へ入ることが出来るのです!

そしてあの銅閣寺こと「祇園閣」にも入って登ることが出来るのです!

大雲院の境内には織田信長・信忠父子のお墓や、大盗賊で有名な石川五右衛門のお墓があるので、実際に見ることが出来るまたとないチャンスだったりもします。

金閣寺・銀閣寺があるなら「銅閣寺」もあるでしょう?そうなのです!「祇園閣」が銅閣寺なのです | 気儘電脳

 

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大雲院 祇園閣の閣上からの景色は絶景だ

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天気と睨めっこしながらついに行くことが出来ました。

普段は閉ざされている「大雲院」の門が開いているんですよ。凄いですね〜

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平成26年7月12日(土)〜9月30日(火)の期間に「大雲院 祇園閣」が特別公開しており、祇園閣にも入って登ることが出来るのです。

時間は10:00〜16:00(受付終了)で、料金は大人600円となっております。

現地に到着したのは9時45分頃で私が一番乗り♪

受付のおっちゃんにプレッシャー掛けてしまったのか急かす形になっていた。(^◇^;

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順路に沿って行くとまず鐘楼(しょうろう、しゅろう)があります。

豊臣秀頼が北野神社に寄進した鐘楼、祇園感神院(現・八坂神社)にあった梵鐘(ぼんしょう)は、維新後の神仏分離によって無用とされていたものを島津家(宮崎県)が佐土原藩士の菩提を弔うため大雲院に寄進されたもの。

あの八坂神社が祇園感神院って名前だったことをこの時初めて知った。(^◇^;

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鐘楼の横には弁天社があるのですが、ここは壁との間にあるので気が付きにくい。(^^;

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これが大雲院の本堂になります。

この奥に祇園閣があるのです!順路に従って進むと、中に入って本尊 阿弥陀如来坐像の前で大雲院の歴史の説明がありました。

知っていることもありましたが、知らないこともいくつかあってとても勉強になった。興味深いお話しが聞けてよかったです。

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本堂の正面横には涅槃像があるのですが、この前に椅子があって休憩スペースになっているのがなんとも不思議な感じ(笑)

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そして今回のメインである「祇園閣」です!

普段は外からなので全体像を見ることが出来ないのですが、境内からはこの様な姿を見ることが出来ます。

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「祇園閣」の出入口がこちらになります。

ここから入って閣上に行くことが出来るのです。

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正面から見上げるとこんな感じなんですよ。

今から一番上を目指します♪

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祇園閣の内部と閣上の景色をお伝えしたかったのですが、残念なことに撮影禁止となっております。

祇園閣の素晴らしさを伝えたかったのですが残念です。

内部の写真は「第39回 京の夏の旅 文化財特別公開」で少しだけ紹介されていますので、そちらをご覧下さい。

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そして閣上の景色がとても素晴らしいのです!

遮るものが一切ないので、東山周辺を一望できる絶景となっています。ここはおすすめスポットですよ。

写真で見るよりも実際に登って自分の目で見るのが一番だと感じました。

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金閣寺・銀閣寺・平等院などの屋根には鳳凰が鎮座していますが、祇園閣の鉾先は鶴なのです!

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別角度からズームするとこんな感じなのです。

祇園閣を建てた大倉喜八郎の本名鶴吉(鶴彦)に因んで鶴が飾られているとのこと。

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続いて奥にある墓地へ行ってみました。

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大雲院の墓地には織田信長・信忠父子のお墓や、大盗賊で有名な石川五右衛門のお墓があるのです!

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こちらが織田信長・信忠父子のお墓になります。

大雲院は、信忠公の法名が「大雲院殿三品羽林仙厳大居士」にちなんで大雲院と名付けられ開創された。

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そして大盗賊で有名な石川五右衛門のお墓になります。

墓地の奥にひっそりと隠れるようにありました。知らないと気が付かないかもしれません。

なぜこの大雲院に石川五右衛門のお墓があるのかというと、処刑前に市中を引き回された五右衛門が大雲院門前に至った際、貞安が引導を渡した縁による。

ちなみにこの当時の大雲院は四条寺町にあり、高島屋がある場所に大雲院あったのです。つまり高島屋が五右衛門が引導を渡された場所になります。

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こちらが外から見た総門になります。奥に見えているのが本堂です。左に見えているのが鐘楼です。

ちなみに入るための受付は南門になります。

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総門の左には「圓山地蔵尊」があります。

大雲院の御朱印

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受付で大雲院の御朱印を頂きました。

これはイラスト付きなので貴重な御朱印ですね。

本当は朱印帳に書いて欲しかったのですが、まだ朱印帳もってないのです。ひょっとしたらと思い受け付けて売ってないか聞いてみると、本堂1階で御朱印を受け付けているので聞いて欲しいとのこと。

行って聞いてみたのですが「ありません」と申し訳無さそうに言ってくださいました。(^^;

そりゃそうだよね。夏の特別公開の間しか入れないのだから、買う人が居るかわからないのに在庫として置けないよね。

なので受付で貰った御朱印を朱印帳に貼ろうと思います。そしていつの日かまた行って、今度は朱印帳に書いて貰おうと思っています。

本日のまとめ

大雲院の祇園閣はおすすめスポットだ!

夏の特別公開されているときに行くのをオススメする。そして閣上の絶景を堪能して頂きたい。

大雲院スキだわ〜♪
 


『大雲院 祇園閣』
京都市東山区祇園町南側594-1