寺社仏閣巡り 2014秋2のスタートは京都伏見にある「醍醐寺」です!
醍醐寺といえば京都で最も古い木造建築物である「五重塔」と秋の紅葉で綺麗な「弁天堂」などが有名ですよね。
醍醐寺は下醍醐と上醍醐があり、まず下醍醐を訪れてみました。
総本山 醍醐寺(下醍醐)
京都市営地下鉄東西線「醍醐駅」から歩いてやってまいりました!
さすが山にあるだけあって道中は上り坂でちょっと大変だった。でもこんなのは序の口だったことをあとで思い知ることになる。(^◇^;
ここはよくテレビでも紅葉の時期で紹介されていていたのですが来るのは初めてなんですよね。それだけに楽しみでした。
総門から入ると西大門まで山道が続きます。
左に「三宝院」右に「霊宝館」があり、三宝院は帰りに寄ることにして醍醐寺へ向かいます。
西大門(仁王門)です。
ここで醍醐寺(下醍醐)の入山料600円を支払います。共通券もあり2枚綴り1,000円で三宝院・伽藍・霊宝館のいずれか2施設の拝観が出来、3枚綴り1,500円では三宝院・伽藍・霊宝館の3施設が拝観できます。
西大門(仁王門)を入るとこのような景色が広がっています。
右へ行くと「清瀧宮本殿」があります。
醍醐寺の総鎮守清瀧権現(せいりゅうごんげん)を祀る鎮守社で、文明の兵火により焼失し現在の社殿は永正14年(1517)に再建されました。
こちらが「清瀧宮拝殿」になります。本殿の向かいにあります。
「金堂」(平安時代・国宝)です!
醍醐天皇の御願により延長4年(926)に創建され当時は釈迦堂といわれていました。永仁、文明年間に二度焼失し、現在の金堂は慶長5年(1600)に完成しました。
この金堂が醍醐寺の中心のお堂で、安置されている薬師如来坐像が醍醐寺の本尊です。
そして有名な京都で最も古い木造建築物である「五重塔」(平安時代・国宝)になります。
入って直ぐのところにあってビックリです!もっと奥にあるものだと思ってたから。(^^;
醍醐天皇の冥福を祈るために朱雀天皇が承平6年(936)に着工し、村上天皇の天暦5年(951)に完成した。この五重塔が醍醐寺の中で唯一焼失していないようですね。
不動明王を中心に五体の明王を奉安されており、堂前の護摩道場では柴燈護摩が焚かれ様々な祈願が行われています。
法華三昧堂として天暦3年(949)に創建されたのですが、文明2年(1470)に焼失しました。この堂は平成9年(1997)に「真如三昧耶堂」として建立されました。
よく見てもらえばわかりますが「涅槃仏」が安置されているのです。
「祖師堂」です。ここには真言宗を開いた弘法大師 空海と、その孫弟子で醍醐寺を開創した理源大師 聖宝とが祀られています。
奥になにかありそうだったので行ってみるとブルーシートが屋根にかかっている建物がありました。
「旧伝法学院(修行道場)」の奥にある建物で秋の紅葉がとても綺麗な場所でもあるようなのですが、ブルーシートがねぇ。。。(^^;
「観音堂(旧大講堂)」で現在の西国十一番札所になります。御朱印はこちらで受け付けています。
見た感じどこから入ればいいのかわかりません。(^^;
御朱印をいただける場所がわからず外に出てウロウロしている人が居たぐらいです。よーく見れば書いてあるんですけどね。
「観音堂」の左から裏へまわれば、このように中へ入れるようになっているのです。
観音堂の横に「弁天堂」があります。ここがとても綺麗なのですよ!もう紅葉が始まっていました。
紅葉の季節になれば凄い美しい景色を見ることが出来ます。ただご覧のとおり木の枝が邪魔なのです。(^◇^;
水面に映る景色が素晴らしい!
弁天堂の右には「無量寿苑」があり、このような落ち着いた雰囲気の場所があります。
上醍醐へつながる橋です。あまり重要視されていないのが朽ちた雰囲気を醸し出している。
ここで下醍醐は終了となります。この前にある「上醍醐」へ行くか「三宝院」へ戻るかになります。
もう少し雰囲気のある作りにして欲しかったな。せっかくの雰囲気が台無しです。
醍醐寺の御朱印
醍醐寺では5つの御朱印を頂きました。
「薬師如来」は3つあるのですが、ハンコが違うだけなので「神仏霊場会」と「真言宗十八本山」のハンコを一緒に押してもらえた貴重な御朱印を頂くことが出来ました!
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1 西国三十三所観音霊場第11番札所 根本准胝尊(准胝観音)
2 神仏霊場会 薬師如来(薬師如来)・真言宗十八本山第12番番札所 薬師如来(薬師如来)
3 西国四十九薬師霊場第39番札所 薬師如来(薬師如来)
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4 近畿三十六不動霊場第23番札所 五大力尊(不動明王)
5 役行者霊蹟札所 神變(役行者)
本日のまとめ
11月上旬に訪れたので紅葉には少し早かったです。11月下旬頃が見頃だと思います。
夜間拝観も行われていますので、紅葉の時期にライトアップされた紅葉を見るのもおススメです。
この秋訪れてみませんか?
京都観光5-2:焼失した准胝堂があった「醍醐寺」の上醍醐に登頂したぞ!神聖な雰囲気で「五大堂」が素敵だった! | 気儘電脳
京都観光5-3:庭園がとても素敵な「醍醐寺」の三宝院に寄った!そこで思わぬハプニングが発生した! | 気儘電脳
『総本山 醍醐寺』
〒601-1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
TEL.075-571-0002
拝観時間:
3月〜12月第1日曜日まで 9:00〜17:00
12月第1日曜日の次の日よりから2月末まで 9:00〜16:00
京都市営地下鉄東西線 醍醐駅から徒歩10分