今年になって御朱印が頂ける小さな神社も参拝しようと思い立った今日この頃。
まず訪れたのが「延喜宮 荒見神社(Arami-jinja Shrine)」だ。ここは子供の頃から元旦にお参りするのに訪れている場所なのです。駐車場があるので車で来ることができるし、近くにJRの長池駅もあるので利便性がよいのである。
ブログの記事にするために神社の由緒を調べてビックリ!なんと北西へ6.2kmの場所に同じく「荒見神社」が存在することを知った。まさかこんなことってアリか?(^◇^;
荒見神社の歴史
はじめて知ったことなのだが「山城国久世郡 荒見神社」とある式内社なのだが、城陽市富野と久御山町田井に2社が式内 荒見神社(あらみ)と名乗っている。
公的には明治10年(1877)に田井にある荒見神社を 式内 荒見神社と認定したらしいが認定根拠が不明らしい。結局はよーわからんとのことだ。
城陽市富野にある荒見神社は、大化3年(647)9月に「安羅見天神宮」として現在の地より東北東約1.8kmの辺りの五社ケ谷に遷宮したようだ。
明治20年12月まで「安羅見天神宮」という名称でしたが、明治中期の全国諸社合祀一郷一社指示で鎮座地名に依拠し荒見神社と改称した。
延喜宮 荒見神社
▲ 荒見神社は道路沿いにあり交通の便がよい。社殿域以外は樹木に覆われ今では自然が残る場所となっている。
▲ 昭和40年頃は周りが田畑ばかりで目の前に数軒の住宅があるだけの場所だった。
▲ それが今では東にアルプラザ城陽(平和堂)が出来たことにより広い道路が整備され、南側は住宅地となっている。
▲ 鳥居には「延喜宮 荒見神社」と書かれている。
▲ 鳥居をくぐるとすぐに薬医門があり境内へ入るようになっている。
実は車を買い換える度にここから車で境内に乗り入れお祓いをしてもらっているのです。もう6回やってもらったかな。(^^;
大きな車が入れるのかと心配になりますが、アルファードでもちゃんと橋を渡って薬医門をくぐって入ることが出来ます。
▲ 神社の周りは小さなお堀で囲まれています。こまでこそ整備されていますが昔は土が剥きだしでしたからね。
▲ 荒見神社の御祭神・五座は「天火明尊」「天香語山尊」「天村雲尊」「阿比良依姫尊」「木花開耶姫尊」で、摂社御祭神は「天兒屋根命」となっている。
▲ 境内はこの様な感じで木々に覆われて厳かな雰囲気が漂っています。
▲ 手水舎です。
▲ 左が拝殿で右が本殿になります。正月になるとここが人でごった返すのです。普段はこの様に人があまり居なくて静かな場所です。
▲ 拝殿を正面から。
▲ 本殿です。車をお祓いして貰ったときは本殿に入ってお祓いしてもらいます。普段は入ることができません。
▲ 写真を撮ってから気がついた。もっとローアングルで撮ればよかったなと。(^◇^;
▲ 本殿をお参りしたあとは裏をとおって摂社へ行きます。
▲ 数メートル歩くと摂社・御霊社の裏へ出てくるので、ここも裏をとおって正面にまわります。
▲ 摂社・御霊社を正面から。
▲ こちらに絵馬が奉納されています。
▲ 社務所の前にはおみくじが置かれているのですが2台とも故障中。(^◇^;
そして写真をよく見ると右側中央にグレーの猫が体だけ映ってます。前を通ったので遊ぼうかと思ったのですが無視されました。(^◇^;
▲ 外に出て駐車場の右側から「菊水の泉」へ行くことができます。
▲ こちらが「菊水の泉」で昭和60年(1985)にできました。子供の頃はこんな立派なのは無かったですし、今もここへ行くことはありません。写真撮るために久しぶりに出向いた。(^^ゞ
▲ ちなみに外に出なくても先ほどの本殿の裏側からも行けるようになっています。
▲ 石碑には「菊水は長命の泉にして、此の水は荒見の神がその身に召します水の衣なり。この水を汲む者真心こめ合掌禮拝すれば身健かに人生豊かとなるべし」と刻まれています。
▲ 「菊水の泉」はこのようになっています。
▲ 荒見神社の駐車場は道路沿いにあり4台駐車できるようになっています。車で来ることができるので便利です。
荒見神社の御朱印
荒見神社でも御朱印が頂けるとの情報を得てたのですが社務所が閉まってる!
そりゃそうだよね。そんなに人が訪れないし社務所に用事がある人は居ないだろうからねぇ。こりゃ困った。
ここの社務所は自宅と兼用になっているようなので電話して聞いてみることにした。iPhoneからGoogle検索するとタップするだけで電話できるようになっているのね!
聞いてみると朱印帳に書くことはできないが、御朱印を書いた紙ならあるとのこと。サイズが2つあり、私が持っている御朱印帳では小さい方になります。御朱印代は200円でした。
本日のまとめ
まさかこんな歴史のある神社だとは思わなかった。昔は神主さんも居なくてうさぎがたくさん居たとも聞いた。
あと久御山町田井にある荒見神社にも行ってみたいな。道が細いようなので車で行くのは大変かもしれないけれど。(^^;
『延喜宮 荒見神社』
〒610-0111 京都府城陽市富野荒見田165
TEL.0774-52-2014