数日前の京都新聞に「流れ橋」の記事を発見。
流れ橋(上津屋橋)といえば昨年8月の台風11号による増水でまたもや流出してしまったのです。その流れ橋を『流れにくく』するらしい。
そこで現在の姿が気になり行ってきましたよ!
あ、「流れ橋(上津屋橋)」は京都府八幡市と京都府久世郡久御山町を結ぶ木製の橋で、固定されていない橋桁(はしげた)が洪水で流れるようになっている橋なのです。
ここは時代劇などの撮影でよく使われていた名所です。
流れにくく強化される流れ橋
2011年から4年連続で増水により流出してしまっているらしい。その度に復旧されているのですがこれだといくら予算があってもねぇ。(^^;
そこで流れにくく75cmほど嵩上げをして強化するようです。これからご紹介する写真をご覧になればわかりますが、木製だと一部橋脚が破壊されてしまっているのです。水の恐ろしさが実感できる。
今年の11月頃から着工し年度内の完成を目指すようだ。
「流れ橋」流れにくく 京都府、75センチかさ上げと強化 : 京都新聞
流れ橋(上津屋橋)
▲ 流出する前の流れ橋(上津屋橋)です。
ここは子供の頃に遠足で来た記憶があるのと、大人になってからも撮影で来たような(連れて来られたw)記憶がかすかにあります。
▲ 堤防に登ると向こうに橋脚だけ残された流れ橋が見えます。
▲ 今回は八幡市側からの撮影になります。こちらの方が駐車場があるのと撮影するベストポイントはこちら側なのです。
堤防には石碑と休憩場所が作られています。サイクリングで訪れる人が多いみたいですよ。
▲ 周辺の説明をした看板があり、ここは京都八幡木津川自転車道になっている。45kmもあるなんて凄いですね。サイクリングはもちろんジョギングにも良さそうだ。
▲ ここから降りてもいいですし、この前に階段もあるのでそこから降りても行くことが出来ます。
▲ 現在(2015/02/20)の流れ橋の状態です。橋桁が無いので渡ることが出来ず通行止めになっているのです。
この橋があれば久御山町へもすぐに行けるのに、流出したことによって不便になってしまった。
▲ このように木製の橋脚だけが残っています。
▲ 橋の右側から下へ降りられるようになっています。増水時はここまで水がきて溢れるのですから凄いですね。
▲ 下に降りるとこのようになっており結構高いんですよね。平均4.7mあるようです。
▲ ご覧のとおり3箇所ほど橋脚が消失してしまっているのがわかります。
▲ 木の柱が折れているのです。それだけ水の勢いが強く流れてきたモノが衝突して破壊されたのでしょう。
▲ 久御山町方向へ足を進めます。
▲ ここに川が流れています。木津川なのですが橋脚がコンクリート製になっています。頻繁に水が流れる場所なので強度と耐久性が必要なのでコンクリート製なのでしょう。
▲ 木津川の上流方向です。普段はこのように穏やかな水流で、場所はここじゃないですが子供の頃に木津川でよく魚釣りをしていました。
▲ こちらが下流方向になります。
▲ 久御山町側になるのですが、ご覧のとおり堤防のすぐそばに川が流れているので久御山町側からの撮影には適さないことがわかるでしょう。
通行止めの時は八幡市側からの撮影をお薦めします。
▲ よーく見ると橋脚に番号が書かれています。左から62・64・65と。。。
あれ?63はどこに行った??橋脚の間隔を見ると木製だった頃は63番があったのかもしれませんね。
▲ 八幡市側に戻ると最初の橋脚に1番と書かれた梱包用にテープが貼られています。
▲ 堤防の上から撮影した流れ橋。向こうに見える町並みが久御山町です。
▲ ちなみに反対側はこのように住宅地と工場があります。
▲ ちゃんとトイレも整備されているので観光で訪れてもトイレの心配は無用です。
▲ 近くには石田神社もあり、この周辺はお寺も結構多いようですね。
動画でも撮影
動画でも撮影してみました。
とりあえずその場で撮ったvineを御覧下さい。デジカメで撮影したのは後日編集して公開したいと思います。
https://vine.co/v/OxEaHx57x73
流れ橋へ行く交通手段
流れ橋へ行くには車かバスになります。
府道22号 京奈和自動車道方面から
▲ 車で府道22号線を南から京奈和自動車道を使ってくる場合はこの「善照寺」を目印に来ればよいかと。左へカーブするところにあるのでわかりやすいですね。
▲ 左カーブを曲がりきる手前にある右の白い倉庫前に右折すれば専用駐車場があります。
府道22号 第二京阪道路から
▲ 第二京阪道路からは府道22号線を東へ進み右カーブを曲がる途中にこの風景が見えます。
▲ 左側にこのように流れ橋の駐車場を示す看板がありますので左折して下さい。
▲ 右に大きな駐車場が現れますがここは付近にある工場の駐車場なので駐めてはいけません。この先に流れ橋専用駐車場があります。
▲ ここが流れ橋の専用駐車場になります。
▲ ただここはフェンスが邪魔で車を入れにくかった。横にある工場が道路に車を駐車していたのも原因なんですけどね。(^^;
なおこの駐車場の開門時間は9:00〜17:00となっています。
あと気になるのがブルーシートで覆われた物体。これはひょっとして解体された橋桁なのかもしれない。
京阪バス・コミュニティバス
▲ 車以外にも近くにバス停があります。まず京阪バスの浜上津屋バス停ですね。
▲ 時刻表はこんな感じで昼は1時間に2本あるがそれ以外は1本です。
▲ コミュニティバスも1時間に1本ですね。京阪の橋本駅から出ているようです。
行けないことはないけど、車かバイクがないとちょっとキツイかもしんない。
本日のまとめ
早く新しくなった流れ橋が復旧することを願ってます。
完成したらまた行こうと思ってますが観光客が多いかもしれませんね。ひょっとしたら久御山町側から徒歩で攻めるかも。1時間以上歩かないといけないのが難ですが(笑)
『上津屋橋(流れ橋)』
駐車場開門時間:9:00〜17:00