今年の寺社仏閣巡り第二弾は「妙傳寺」「平安神宮」「金戒光明寺」を巡ります。
地下鉄の東山駅から徒歩で巡れることができる範囲に位置しています。まず最初に訪れるのは京都八本山巡りのひとつ「西身延 本山 妙傳寺」になります。
西身延 本山 妙傳寺
1477年(文明9年)、円教院日意によって京都一条尻切屋町の地に妙伝寺を建立された。開創にあたり師の日朝とはかり宗祖の日蓮の御真骨を奉安し、関西以西の信徒の願いを満たした。同時に身延七面山に勧請されている七面天女と同木同体の霊体を安置し、これをもって「西身延」と称されるようになった。(ウィキペディア)
▲ 境内に入るとすぐ右に「本堂」があります。入って驚いたのが車だらけであることだ。この光景にせっかくのお寺の雰囲気が台無しだなと思った。裏に駐車場があるのだが。。。
▲ 左には「御真骨堂」があります。
▲ 本堂を正面から撮影しようとしたら本堂の前にまで車が停まっている。(^◇^;
▲ よーく見ると本堂の前にある立て札には駐車お断りと書かれている。みんな気にせず停めちゃってるってことなのね。
▲ しばらくするとおじいさんが車に乗って帰っていったので無事に写真を撮ることが出来ました。
本堂内部には、御本尊のほかに「錐揉みの祖師像」「七面大明神」「ご開山の日意上人像」が勧請されている。
▲ この本堂落ち着いてて雰囲気がなかなかいいんですよね〜
▲ 本堂の屋根から下がっている鎖樋が立派なのです。これは素晴らしいですね!
▲ 本堂の前には十一代 片岡仁左衛門の「片岡仁左衛門碑」があります。
妙傳寺の墓地には、江戸時代の歌舞伎役者 初代片岡仁左衛門(1656-1715)の墓もあるようです。墓地には行ってないので確認していません。
▲ そしてこちらが「御真骨堂」になります。
▲ 宗祖日蓮大聖人の御真骨を奉安されており、一条家、四条家の位牌を始め、徳川家、妙傳寺開創以来の外護檀信徒の位牌も祀られています。
▲ 御朱印は本堂の右側(南)から行った奥の玄関・朱印札所で頂くことが出来ます。
▲ 玄関・朱印札所の手前に「客殿」があります。客殿の中央の部屋には鬼子母神・十羅刹女が勧請安置されています。
そして今回はじめて知ったのですが、京都の師走を知らせる南座の顔見世の際に掲げられる大きなまねきは、毎年ここの「客殿」で書かれていたのです。
▲ 客殿の前には浄行菩薩がありました。
▲ そしてこちらが玄関で朱印札所です。こちらで御朱印を頂くことが出来ます。
▲ 東山二条交差点に日蓮大聖人像があり結構目立ってます。これがあることで「銅像のお寺」と言えばわかるほど有名になったそうですよ。
妙傳寺の御朱印
玄関が閉ざされているので入りにくい雰囲気があったのですが、先客がいてちょうど入れ違いだったので入ることが出来ました。
手書きで書いて頂くことができてよかった。料金の方はこの京都八本山巡りで500円となります。
ホームページを後から見て気がついたのですが、通常の御朱印もあったようです。分かっていれば一緒に貰ったのに残念。ちなみに通常のは300円となります。
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京都八本山巡り
日蓮宗京都八本山が法華信仰と妙法の広布を実現するために、八本山集印行脚の運動を発願されました。
八本山とは、「大本山 妙顕寺」「大本山 本圀寺」「本山 頂妙寺」「本山 妙覚寺」「本山 本満寺」「本山 本法寺」「本山 立本寺」「本山 妙傳寺」の八つのお寺になります。
これらのお寺をまわって御朱印を頂こうということですね。今回は妙覚寺・妙顕寺・本法寺に続き4つ目の「妙傳寺」クリアです!
本日のまとめ
南座のまねき書きが行われるお寺なのに、境内が車だらけの風景は残念でなりません。せっかくの雰囲気が台無しになっていますね。
西身延 本山 妙傳寺
『西身延 本山 妙傳寺』
〒606-8352 京都市左京区東大路二条下ル北門前町481
TEL.075-771-2088
京都市営地下鉄東西線 東山駅から徒歩5分
(Japan Kyoto, Myoden-ji Temple)