【ストーリー】
未来からタイムマシンで送られてきた標的を消す、“ルーパー”と呼ばれる殺し屋のジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)。ある日、ジョーのもとへ送られてきたのは、何と30年後の自分(ブルース・ウィリス)だった。ジョーは、未来の自分の殺害をためらい逃がしてしまうが、その後未来の自分から、やって来た理由を明かされ……。(シネマトゥデイ)
久しぶりに映画を見てきた。見たのは前に映画館で予告を見て気になっていた『LOOPER(ルーパー)』です。期待していた映画でしたが、事前にレビューで評価を軽く確認すると、賛否両論あるようでひょっとしたら面白く無いかもと期待しないで見ました。(^^ゞ
先に評価から申しますと★4つ(★5つで満点)です!
期待せずに見たのが良かったかもしれません(笑)ただ見ている途中で結末が分かってしまうのが難ですね。タイムマシンやタイムトラベルでありがちの内容なんです。斬新さが無かったのが少々残念ですね。でもこの手の映画は好きだ。
ジョーが幼き頃のレインメーカーと接するうちに明らかになる真実が凄い。ってかアレは反則だろう別物の映画になってしまう。(^◇^;
過去に介入することにより未来から来た人物が変化するところが恐ろしさを感じるし、介入により未来から来た人物の記憶が新たに加わってしまうのも面白い。この点をもう少し追求するなり新たな視点から描けばもっと面白くなったと思うんだけどね。
あと、ちょっと疑問点があったので最後にネタバレとして結末に書いてます。これから見る人は気をつけてね。
この作品はDVDが出たら、疑問点を解消すべくもう一度見直さなければなりません。ひょっとしたら自分が勘違いしていることもあるから。
キャスト
ジョセフ・ゴードン=レヴィット(ジョセフ・シモンズ[25歳])
ブルース・ウィルス(ジョセフ・シモンズ[55歳])
エミリー・ブラント(サラ)
ポール・ダノ(セス・リチャーズ)
ルーパーは無料で見ました
1年前に『TIME/タイム』を見たとき、機材トラブルによる返金と無料招待券を貰ったのですが、その時の招待券をまだ使わずに置いてたので今回使ってみたのです。なので『LOOPER(ルーパー)』は料金無料で見ることが出来たのです。
ありがたや〜
疑問点&ネタバレ
幼い頃のレインメーカーを殺しに30年後のジョーがタイムマシンで現れ、幼いレインメーカーを守った母親が銃で撃たれ殺されたことにより、ルーパーに対して憎悪を持ち未来では犯罪王レインメーカーになる。
しかし現代のジョーは阻止すべく最終的に持ってた銃で自分を撃って死ぬことで30年後のジョーが消滅し、幼いレインメーカーと母親が助かることになる。そうなると未来で犯罪王となるトリガーが見当たらないことになる。
すなわちレインメーカーが犯罪王になってないことになるので、30年後のジョーがタイムマシンで来ることもない。つまりこの映画はどうやって始まってるのか?ってことだ。
レインメーカーの母親が殺されようが殺されまいが関係なく、なにかの切っ掛けで犯罪王になる運命だったのだろうと思う。だからジョーの死は意味がなかったことになる。
やっぱ、これはもう一度DVD出たら見ないといけないな。(^^;