背面飛行していた映画「フライト」を見てきた(ネタバレ注意)

映画

この飛行機には乗りたくない まさと(@masato_s0125) です。

【ストーリー】
ベテランのウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)は、いつものようにフロリダ州オーランド発アトランタ行きの旅客機に搭乗。多少睡眠不足の状態でも一流の操縦テクニックを持つ彼の腕は確かで、その日もひどい乱気流を難なく乗り越えた。機長は機体が安定すると副操縦士に操縦を任せて睡眠を取るが、その後突然機体が急降下を始め……。(シネマトゥデイ)

ちょっと辛口で書きます。

見終わって思ったのは「で?」「だから?」ですね。乗客の命を救った英雄を許せるのか客に問うてるのかと思ってしまった。

前半の1/4はトラブルが起きた飛行機をなんとか着陸させようとするシーンで映像が圧巻でした。その後はアルコールに溺れる機長のお話し。結局のところアルコール依存症でどうにもならないダメ人間だったことを描いています。

映画の予告で背面飛行をしているシーンがありましたが、これにも理由があってなるほどと思ってしまいました。実際に出来るのかどうかは分かりませんけど。

不時着したことで乗客乗員102人中96人を救った。最初は英雄視されていたがアルコールを摂取して操縦していたことがあかるみになった。この英雄をなんとか救おうとするがアルコールに溺れる生活をおくる。

墜落原因はアルコールなどは関係なく機体トラブルによるもの。機体トラブルで乗客のほとんどの命を救ったのだから英雄なのだ。しかし搭乗前に酒を飲んで薬をやってることは明らかに犯罪だ。

いくら英雄でも犯罪行為をしてる以上は罪を償わねばなりません。

つまり機長の身から出た錆であって、当たり前のことをストーリーにしただけの映画なんですよね。見ていて何を訴えたいのかがよくわからないし、終わり方も「なんのこっちゃ」状態です。

それと上映時間がムダに長いです。

評価としては★★☆☆☆で星2つにしておきます。
この作品は見る人によって評価が別れます。

映画「フライト」オフィシャルサイト